ispaceの上場に関して思う事
ispaceの公募バリュエーションの予想が出てきていますが、ユニコーンを増やせという政策自体が間違っているんじゃないかと思ってます。グロースに上場する会社の公募バリュエーションは100億円行くか行かないかがメイン。一方で、出口となる新興市場の日米の差は、ナスダックの時価総額合計が2,400兆円前後。グーロースは7~8兆円。
日本のユニコーンが、VCがつけたバリュエーションを維持して日本で上場するなんて、ほぼ不可能に近いと思っています・・・。
上場後の投資家の方が未上場時の投資家より多いわけだし、バリュエーションも公平だと思う。
怖いのは、ispaceだけではないという事です。未上場時に100億円以上のバリュエーションをつけた会社は、相当苦労するのではないかと思っています・・・。昔から言っていますが、会社業績が伴わないバリュエーションの上昇は、あとで自らの首を絞めることになります・・・。